スパイラルフリーザーの「フリー設計(L字・Uターン)」で、生産動線のムダをゼロにする方法を専門業者が解説

はじめに

食品工場の生産性を上げるために、新しい冷凍機の導入を検討している。しかし、現場のレイアウト図面を見て頭を抱えていませんか?

「ここに柱があるから、長いラインが引けない」

「冷凍機の出口から梱包室まで、製品を戻すコンベアを置く場所がない」

こうした「動線(レイアウト)」の悩みは、特に既存工場の改修や増設時によくある課題です。

実は、スパイラルフリーザーの真価は「省スペース」だけではありません。入口と出口を自由に配置できる「フリーレイアウト性」にこそ、生産効率を劇的に変えるヒントがあります。

今回は、直線のトンネルフリーザーでは不可能な、スパイラルフリーザーならではの「動線改革」について解説します。


「直線ライン」しか設計できないわけではない

従来のトンネルフリーザーやスチールベルトフリーザーは、構造上「入口から出口まで一直線(Iライン)」にならざるを得ません。

これは、広い土地がある新設工場なら問題ありませんが、限られたスペースの既存工場では大きな制約となります。


よくある「ムダ」な動線

  • リターンコンベアの設置:出口が遠い場所になってしまうため、製品を梱包エリアに戻すための長いコンベアが別途必要になる。
  • デッドスペースの発生:部屋の対角線上に機械を置くしかなく、三角形の使えないスペース(デッドスペース)が生まれてしまう。
  • 作業員の移動距離:入口の作業員と出口の作業員が離れすぎてしまい、連携が取れず、人員配置に無駄が出る。


スパイラルフリーザーが実現する3つのレイアウト

スパイラルフリーザーは、ベルトを螺旋状に巻き上げる構造のため、タワーの「どこから入れて、どこから出すか」を比較的自由に設計できます。

高岡冷機のオーダーメイド設計なら、工場の形状に合わせて以下の3つのパターンを使い分けることが可能です。


1. 直角に曲がる「L字レイアウト」

入口に対して、出口を90度横に設ける配置です。

こんな工場におすすめ:

  • 工場の「角(コーナー)」を有効活用したい場合。
  • 壁に沿ってラインを流し、部屋の中央をフォークリフトの通路として空けたい場合。

コンベアを無理にカーブさせる必要がなく、冷凍機の中で方向転換できるため、機械ごとの継ぎ目を減らし、製品の乗り移りトラブルも防げます。


2. 元の位置に戻る「Uターン(U字)レイアウト」

入口と同じ面に、出口を持ってくる配置です。

こんな工場におすすめ:

  • 「成形(入口)」と「梱包(出口)」を同じエリアで行いたい場合。
  • 少人数オペレーションを実現したい場合。

入口と出口が隣接するため、1人の作業員が「投入状況」と「凍結後の排出状況」の両方を管理するといった配置が可能になり、省人化に大きく貢献します。


3. 高さを使った「立体レイアウト」

入口は「腰の高さ(800mm)」、出口は「頭上の高さ(2000mm以上)」といった設計もご相談を承っています。

こんな工場におすすめ:

  • 凍結後、隣の部屋へ天井走行コンベアで搬送したい場合。
  • 下のスペースを通路として確保したい場合。

「平面」だけでなく「高さ」を使った動線設計ができるのは、縦に積むスパイラルフリーザーだけの特権です。



高岡冷機は「ライン全体」を設計します

スパイラルフリーザーを導入する際、「カタログに載っている寸法の機械が入るかどうか」だけで判断していませんか?

それは非常にもったいないことです。重要なのは、「その機械を入れることで、工場の動線がどう良くなるか」です。


高岡冷機は、単に冷凍機を製造するだけでなく、前後の工程を含めた「ライン全体の設計」を得意としています。

  • 既存のコンベアと高さを1ミリ単位で合わせたい。
  • 柱を避けて、ギリギリのスペースに設置したい。
  • 将来の増設を見越して、逆回転でも使えるようにしたい。


こうした細かな要望に応えられるのは、決まった型番の商品を持たない「完全オーダーメイドメーカー」だからこそです。


まとめ

「入らない」と諦める前に。

そのレイアウト、もっと良くできます。


工場の図面を広げて、「ああでもない、こうでもない」と悩んでいる担当者様。

一度、その図面を高岡冷機に見せていただけませんか?

「まさか、こんな配置ができるとは!」

多くのお客様が、スパイラルフリーザーによる柔軟なレイアウト提案に驚かれます。

直線的な思考を捨てて、立体的で自由なライン設計へ。あなたの工場の生産性を最大化する「最適な動線」をご提案します。


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